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株式会社 日立超LSIシステムズ

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2007年4月11日
株式会社日立製作所
株式会社日立超LSIシステムズ

ニンテンドーDS®用ソフト向けに高品位音声合成ミドルウェア「DS版 Ruby Talk」を開発

- データサイズを抑えながら高い肉声感を実現 -

株式会社日立製作所 コンシューマ事業グループ(グループ長&CEO:江幡誠/以下、日立)と株式会社日立超LSIシステムズ(本社:東京都国分寺市、取締役社長:木原利昌/以下、日立超LSI)は、このたび、データサイズを抑えながら高い肉声感を実現した高品位音声合成ミドルウェア「DS版 Ruby Talk」を開発し、株式会社バンダイナムコゲームス(代表取締役社長:石川祝男/以下、バンダイナムコゲームス)に納入しました。本製品は、6月7日発売予定のニンテンドーDS用ソフト「山川出版社監修 詳説日本史B 総合トレーニング」「山川出版社監修 詳説世界史B 総合トレーニング」に採用されま す。

日立と日立超LSIは、日立の中央研究所で開発した高品位知的音声合成技術を元にしたニンテンドーDS向け音声合成ミドルウェア「DS版 Ruby Talk」を開発しました。これまで、日立グループではPC用や組込み機器用の音声合成を用意していましたが、今回初めて携帯ゲーム機用ソフト向けという、ハードウェアのスペック制限が厳しい組込み機器用の製品を開発するにあたり、これまでに比べてデータサイズを抑え、処理負荷を軽くしながら高品位な音声を維持する必要がありました。
この度開発された「DS版 Ruby Talk」では、日立の中央研究所が高品位知的音声合成技術の提供を行ったほか、データ圧縮のための音声素片データの改良を担当し、日立超LSIは、音声合成エンジンのメモリ使用量の削減およびCPU負荷の低減を行いました。その結果、データサイズを従来の7分の1、CPU負荷は従来の2分の1と小さく抑えながらも、肉声感のある高音質な合成音声の生成を実現しました。
特に、今回のニンテンドーDS用ソフト「山川出版社監修 詳説日本史B 総合トレーニング」「山川出版社監修 詳説世界史B 総合トレーニング」で提供される、教科書を合成音声で読み上げ、それをイヤホン等で聞いて学習するという利用方法においては、「DS版 Ruby Talk」の合成音声における抑揚・間合いなどの、より自然な肉声感の高さが評価されました。
また、大量の教科書データに正確な読み・アクセントを自動付与するために、「Ruby Talk」の持つ漢字かな混じり文の自動読み分けが活用された他、より自然なリズムで文章が読み上げられるように技術的サポートを行いました。

日立と日立超LSIは、今後もニンテンドーDS用ソフト市場に向けて「DS版 Ruby Talk」の拡販を進めていきます。さらに、ソフトメーカーの要望に応じて声種の追加や新たな声種の作成も進めていきます。

特長

「DS版Ruby Talk」は、データサイズを小さく抑えながら、これまでにない高い肉声感となめらかさを持つ合成音声を生成します。

また、「DS版Ruby Talk」のベースとなった「Ruby Talk」には以下の特長があります。

1. 多彩な声種

「DS版Ruby Talk」で提供する女性の声の他、10種(男性、女性、子供の声など)の声種を提供可能で、さらに新たな声種作成も対応可能です。

2. 漢字かな混じり文を正確に読み分ける高精度日本語処理技術

知的読み分け機能を搭載し、複数の読み方が存在する単語であっても前後の文脈から正確に読み上げます。

概略仕様

概略仕様
対象ハードウェア ニンテンドーDS
日本語処理(対応予定) 入力:漢字かな混じりテキスト 出力:発音表記コード
規則合成 入力:発音表記コード 出力:PCM音声データ(16ビット)
合成音 女性音声(話速、音量、声の高さなど10段階指定可能)
サンプリング周波数 16kHz
ROM容量 日本語辞書 1.6MB(対応予定)
音源データ 標準音源:1.2MB、 高音質音源:3.7MB
プログラム 規則合成:80KB、 日本語処理:100KB(対応予定)
RAM容量 ワークメモリ 500KB
スタック 5KB
CPU負荷 50%以下

商標表記

  • ニンテンドーDSは、任天堂株式会社の登録商標です。
  • Ruby Talkは、株式会社日立超LSIシステムズの日本における登録商標です。
  • その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
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