本文へジャンプ

株式会社 日立超LSIシステムズ

Hitachi

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧ください。

2007年9月27日
株式会社 日立超LSIシステムズ

100倍の書き換え耐性を実現した高信頼性フラッシュメモリドライブ「MS9730」のサンプル出荷を開始

株式会社 日立超LSIシステムズ(本社:東京都国分寺市、取締役社長:木原利昌/以下、日立超LSI)は、独自のデータキャッシュ機能により、従来品に比べてデータ書き換え耐性を100倍向上させたフラッシュメモリドライブMS9730(図1)を10月からサンプル出荷を開始いたします。

画像 MS9730
図1 MS9730

MS9730は、フラッシュメモリを搭載したハードディスク互換の半導体記憶メディアで、フラッシュメモリストレージやソリッドステートドライブ(SSD)とも呼ばれています。MS9730は、ハードディスクのような駆動系がないため、衝撃や振動に強く、高信頼性が要求されるシステムに最適な記憶デバイスです。近年、これらの特長に加え、フラッシュメモリの低価格化により需要が高まっています。しかし、フラッシュメモリには書き換え回数の上限(書き換え耐性)があるため、データ書き換えが多い用途には適さないという問題がありました。

日立超LSIでは、「MS9720」などのフラッシュメモリドライブを製品化しており、主として産業機器向けに採用されてまいりました。今回、データ書き換えが多い用途での需要に応えるため、「MS9730」を開発しました。

MS9730は、書き込みデータをDRAMにいったん保存(キャッシュ)するデータキャッシュ機能を内蔵しています。そのキャッシュアルゴリズムを工夫することにより、フラッシュメモリへの書き換え回数を大幅に低減させ、データ書き換えが多い用途でも使用できる高い書き換え耐性を実現しました。オペレーティングシステムのファイル管理などにおいて、書き換え耐性の向上効果が高く、当社従来品MS9720と比べ約100倍の書き換え耐性という評価結果を得ています(*)。

データキャッシュ機能には、予期せぬ電源遮断によるデータ消失を回避する効果もあります。MS9730は、電源監視回路とキャパシタの内蔵により、電源遮断が発生した場合にキャッシュ中のデータをフラッシュメモリに書き込む機能を搭載しており、短時間で行われるDRAMのキャッシュへの書き込みさえ完了すれば、電源が遮断されてもデータを保持できます。

MS9730の優れた書き換え耐性をはじめとする高信頼性は、特にオフィス、店舗機器等に最適なものと考えております。今後は、多値フラッシュメモリ搭載による大容量化、シリアルATAなど多様なインターフェースへの対応など、お客さまのニーズに沿った製品の充実を図ってまいります。

*
オペレーティングシステムとしてMicrosoft(R) Windows(R) XPを使用して、課金データの監視を模擬したプログラムで評価し、キャッシュ効率99%(フラッシュメモリへの実際の書き込み回数1/100)であることを実測。

特長

  1. 高書き換え耐性
    当社独自のキャッシュ技術により従来品MS9720に比べ、100倍の書き換え耐性を実現
  2. 高信頼
    キャパシタ内蔵により電源遮断によるデータ消失を防止
  3. 大容量
    容量20GB、40GBまでサポート
【MS9730概略仕様】
容量 4GB, 8GB, 20GB, 40GB (*)
製品形状 2.5インチ、3.5インチ HDD 形状
インターフェース パラレルATA、シリアルATA(*)
転送モード PIO 0〜4, UltraDMA33/66/100(*)をサポート
*
40GB、シリアルATA、UltraDMA100は2007年12月サンプル予定

商標表記

Microsoft、Windows は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。

以上

Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。